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「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第3回説明会 質疑概要
平成17年2月27日(日)平塚商工会議所3階大ホール 住民側出席者数250名以上 問題点■高層(16階)計画 質問:A棟敷地の容積率の計算から第一種住居地域に寄せて16階を建てるということ を皆にわかり易く説明してほしい。 回答:A棟敷地は200%の容積率で、敷地面積の2倍の延べ床面積を建ててよい。 第一種中高層住居専用地域では5階建てとし、残りの床面積を第一種住居地域に寄せれ ば、計画面積内であれば法的には高さ制限はないので16階が建てられる。 質問:日本を代表するような企業が、市の開発指導要綱、建築基準法に準拠して計画を 進めているといった古典的手法に終始しているのは残念である。住民も国も国土環境を 悪化し過ぎていると気づき、景観を守る努力が始まったところ。周囲と比較して桁外れ に高いマンションは、一般に景観上好ましくないと多くの人が感じる対象である。 「2004年12月17日に景観法が制定され、空間価値を大切にしようとする流れが 出来つつある。いま、生活領域においての景観上、大型のマンションがかなりの悪さを している。」と反応の遅い学会でもこう発言している。(建築雑誌2005年1月号) 平塚市が開発指導要綱を策定した時と今は社会情勢が異なる。当時は高層マンションな ど想定できなかった。トップ企業がこれを盾に取るのは悲しい。建築基準法は建築物に 関する最低限の責務基準を定めた法規であることは周知のことであり、大企業としては もう少し考えてほしい。これもお願いです。 回答:なし 質問:計画概要から簡単な考察を行った。 A棟敷地面積7700平米、178戸で1戸当たり敷地面積44平米、B棟敷地面積 4000平米、77戸で1戸当たり敷地面積52平米、C棟敷地面積3400平米、 78戸で1戸当たり敷地面積44平米です。 ちなみに高浜台ハイツは敷地面積約19000平米、199戸で1戸当たり敷地面積は 約100平米近く、2倍あります。シンボルとして高層化を図り、販売価格を上昇させ 利益の増大を図っているとしか見えない。数字上からは5階建てでも、充分、計画が可 能と見えます。今すぐ回答をとは言わないので見直しをお願いしたい。 回答:なし 問題点■日影 質問:北側の住居に対して、日照についてクリアされていないところが何軒かある。法 律違反ではないか。 回答:B棟の平均地盤で高さ4m、ほぼ地面に落ちる日影を表現しているのが日影図 で、5m離れたところで4時間・5時間、10m離れたところで2.5時間・3時間の 規制がある。法的にクリアしているかどうかは、別途、資料で説明したい。 問題点■緑の保存 質問:植栽図によると、ほとんどの木が伐採され、確実に残るのは22本しかない。ク ールアイランド効果が失われ、夏はクーラーの排気熱の影響もあり、ヒートアイランド 現象が必然になる。樹木を残すことは、酸素の供給源としてばかりでなくCO2 削減に も有効である。京都議定書が発効されたいま、企業としての責任をどう考えているのか。 松風のマンションも東京建物と淺沼組で建てているが、こちらは近くに公園があるの に、敷地内に緑地を設けている。今回もそのような対応をお願いしたい。 ルーフバルコニーが計画されているが、南側住民は見下ろされることになるので、プラ イバシーの点からも問題になるので、是非廃止してほしい。その上で、屋上緑化をお願 いしたい。これまでは防火水槽としての池があり、小さいけれど貴重な水辺の自然だっ た。キトンボを育み、ツバメや野鳥も多く市街地に豊かな生態系を形作り、駅南側の自 然環境に寄与していた。防火水槽を埋めてしまう代わりに、屋上に水辺のあるビオトー プを作ってほしい。 回答:松風の分譲マンションは指導要綱に沿って協議する中で、提供しなくてはならな いこととなったので残した。今回の件は、その必要はないということになったので、提 供公園は設定していない。敷地内の西と南に木を残す。残す樹木については検討中も含 めて56本。その他は新たな植栽を検討するなど、緑化に努める。屋上緑化について は、持ち帰って検討する。 質問:松風のケースでは市から言われたが、袖ヶ浜の場合は言われていない、と解釈し てよいのか。 回答:市とは袖ヶ浜についてはそのような話になっている。ただし、敷地内緑地の確保 に努めている。 質問:松風の場合は、市の指導があったので作ったというが、袖ヶ浜も市の指導があれ ば公園を作るのか。 回答:今の段階では、市の指導があっても対応できかねる。 質問:市長の許可があれば、公園を作らなくてもよいと、担当部署がそう言ったのか。 回答:はい。みどり公園課で認めた。 (後日、3月29日、東京建物と袖ヶ浜自治会本部役員交渉団との話し合いに於いて、 以下のようなやり取りがあった。 住民代表の質問:松風のときは市の要請で緑を残したが袖ヶ浜では市が作らなくてよい と言ったという東京建物の伊藤さんの発言が気になった。市側に確認した。市は「自主 管理公園のようなものを作れないかお願いしたが、聞いてくれなかった」と言ってい た。伊藤さんの言ったことは何だったのか。今後の話し合いで事実とかけ離れた話をさ れると疑心案気になる。 この後のやりとりで、発言が間違いだったことを事業者側が認めている) 問題点■風害 質問:シミュレーションは傾向をつかむには適しているし、それなりに妥当性はあると 思うが、このようなケースでは周辺の建物の模型を作って風洞実験をしてほしい。住民 に説明をするには、もう少しキチンとしたデータに基づいて行ってほしい。これはお願 いです。ちなみに、そのための費用はモデルルーム作成費用程度です。 回答:なし 質問:1.4倍は最大値を示してはいない。実際には、5階建てのビルの風害でも通り で傘をさして歩けないほどの風が吹く、新潟、藤沢、目黒などではひどい問題が出てい る。平屋建てが壊れるといったことが実際に起こる。平均値を示されても困るので、最 大値でかつ分かりやすく説明してほしい。 回答:1.4倍以上があるのはご指摘のとおり。風向南西以外は1.4までであるが、 南西は最大1.6が出ている。 質問:風環境については4〜5年の花水小のデータでは甘い。100年災害で計算する のが常識。よくよく住民の立場に立ち、もう少し精緻なデータに基づき、模型を使って 実験を願いたい。 回答:なし 問題点■地下水の保全 質問:水系の調査はやっているのか。私の家にも井戸があったが、駅北側に大きなビル が建ったことで消えてしまった。今度の工事も水系を切ることにはならないか。袖ヶ浜 にも井戸を持つ家がある。全ての井戸の検査をお願いしたい。 回答:水系調査については、持ち帰って検討する。 問題点■その他 事業者提案:自治会代表やなんらかの代表を組織していただき、協議の場を設定して継 続協議したい。代表者を選出して協議の場に臨んでほしい。全体説明会は今回で最後に したい。 質問:周辺住民と協議をするということだが、この計画は平塚市にとっては、近隣住民 だけの問題ではない大きな問題である。最初の説明会が開催されるお知らせは、市民が 身銭を切ってやっている。社会的責任、法令遵守という点で、問題がありすぎる。 事業者は、景観法第5条により、良好な景観のための市の施策に協力をしなければなら ないはず。大蔵市長が建築物の配置、高さ等について行政指導していることを文書で確 認している。本日の回答とは矛盾している。具体的な質問が投げかけられているはず。 次回も全体会議を開催してほしい。 回答:検討したい。 質問:我々が会場を設定すれば応じてくれますか。 回答:検討させていただきたい。我々側での検討も必要です。 質問:事情にかかわらず着工を延ばさないという態度が住民感情を逆なでしている。話 し合いを行ってからの着工にしてほしい。 回答:決して無視するとは言っていない。 #
by no16F
| 2005-05-12 12:20
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平成17年2月28日
袖ヶ浜自治会会長 田中 三郎 殿 三菱地所株式会社 パートナー事業部 執行役員 八木橋 孝男 回 答 書 「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」に関する平成17年2月21日付公開質問状につきまして下記の 通り、ご回答申し上げます。 記 質問状の中でもご指摘をいただいておりますが、私どもは企業の社会的責任の観点から、 コンプライアンスを重視し、「街づくりを通じて真に価値ある社会の実現」を目指すこと を基本使命として掲げております。本計画においても、以下に述べますような配慮・検討 に努めることにより、社会的責任を果たしていきたいと考えております。 1)美観/景観への影響について 本計画地が永年杏雲堂病院として市民に親しまれた場所であり、松を基調とした緑豊か な敷地であることについては私どもも認識しております。本計画地においてマンションを 供給するにあたっては、現況建物計画の中で施工上伐採の必要のない既存樹木は可能な限 り残し、また、新たに植樹を行うことで松並木との調和を図っていきたいと考えておりま す。建物のデザイン・色彩等の外観についても、周辺環境との調和に配慮した品格のある ものとなるよう検討しております。周辺建物と高さの異なる建物を計画しておりますが、 以上のような検討を可能な限り行うことにより、街並との調和を図りたいと考えておりま す。 2)周辺住民の皆様との関係について マンションを建築するにあたっては、例えば日影や交通量の増加といった面で、周辺住 民の皆様に影響を与えることがあると思います。私どもは上記コンプライアンスの観点か らも、都市計画法・建築基準法といった関係法規が定める基準を守ることはもちろんのこ とですが、平塚市や周辺住民の皆様のご要望を踏まえ、対応が可能なものについては誠意 をもって協議をしていきたいと考えております。協議の中で周辺住民の方が不安に思われ る点については、可能な限り解決策を探りながら計画を進めていく所存であり、このこと は当社の理念にも合致するものであると考えております。 3)今後の近隣協議について なお、本計画につきましては、東京建物株式会社・東急不動産株式会社と当社の3社に よる共同事業であり、事業方針につきましても3社合意の上で取り進めております。今後 も、東京建物株式会社を事業主の代表とし、総合企画を担当しております株式会社メイズ・ プランに窓口を一本化して、周辺住民の皆様とお話しをさせていただきたくご理解の程お 願い申し上げます。 以上 #
by no16F
| 2005-05-04 22:11
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三菱地所株式会社
取締役社長 高木 茂 殿 (cc:パートナー事業部長 執行役員 八木橋 孝男 殿) 平成17年2月21日 「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」新築工事についての公開質問状 前略。 貴社がホームページに掲げている、「企業の社会的責任について」及び、ISOの 精神に照らし、標題計画と関連につき、下記の如く公開にて質問いたします。 尚、「当計画は幹事会社である東京建物株式会社、並びに総合企画の 株式会社メイズ・プランに一任してある云々」の回答は不要です。 事業主として名を連ねている貴社自身の回答を求めるものです。 記 1)美観/景観の破壊 計画地近隣建物は、最大15メートル(5〜6階)ほどの高さを長年保っており、 松を基調にした緑と空の景観は、地域住民はもとより、ここを訪れる多くの人々にも 心和む時間を提供し続けてきました。 然るに、49.13メートル(16階)の高層マンションと緑の大幅削減が計画され、 我々市民の誇りたる環境が破壊の危機に晒されています。 しかも、同規模近隣マンションに比し、高さ以外にも、調和と品格で著しく劣る 設計内容となっております。 よって、当計画は 貴社のコンプライアンスの思想に反するもの ではないでしょうか? 企業の倫理や、地域住民への社会的責任に反するもの ではないでしょうか? 2)マンション購入者と地域住民との軋轢 計画を強行した場合、美観・景観の破壊、風圧(ビル風)による精神的・肉体的障害 地下水保全への危惧、日影、悪臭、騒音、排気ガスなどの影響が深刻化してきます。 こうした環境下で、マンション購入者と地域住民との軋轢が生じてくるのは必然です。 上記軋轢など、マンション建築後の問題は貴社には関りない との考えでしょうか? 軋轢の原因を排除し、互いに安心、安全、快適に生活できるよう、魅力あふれる まちづくりを展開することが貴社のポリシー ではないのでしょうか? これら質問に対し、根拠を明示した、トップ企業の名に違わぬ回答をお願いいたします。 回答期限:平成17年2月28日(計画実行が目前なので、期限厳守願います) 以上 送付先: 三菱地所株式会社 殿 写し: 平塚市長 殿 平塚市議会議長 殿 関連報道機関 殿 送付元: 平塚市 花水地区自治会連絡協議会 会長 西川壽雄 菫平自治会長 西川壽雄 黒部丘東部自治会長 深沢 裕 虹ヶ浜東部自治会長 並木 裕 龍城ヶ丘自治会長 星 幹夫 桃浜町自治会長 藤田早苗 八重咲町自治会長 矢部修吉 松風町自治会長 尾上惣一 第一南部なでしこ会長 宮川 昇 第二南部なでしこ会長 石黒通子 袖ヶ浜子供会長 三塚郁子 代表 袖ヶ浜自治会 会長 田中三郎 #
by no16F
| 2005-05-04 21:51
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「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第2回説明会 質疑概要
平成17年2月6日(日)平塚商工会議所2階会議室 住民側出席者数172名 問題点■高層(16階)計画 質問:A棟は高さ制限のない第一種住居地域と15mの制限がある第一種中高層住居専用地域に跨っている。その両地域に跨る建築面積を前提に、建ぺい率、容積率を計算することで、第一種住居地域で16層建築を可能としている。こんなことまでして、高層計画をするのか。 質問:高さを低くすれば色々な問題を解決できると考えるが、検討可能か。 回答:今後も引き続き相談する。 問題点■日影 質問:日照時間減少による周辺住民へのストレスは考慮しているか。 回答:日影規制を満たしている。 質問:日影影響を立体模型を作ったり、動画を使ったりして説明願いたい。 回答:両方とも出来かねるので、壁面日影図を次回説明までに作成する。 問題点■緑の保存 質問:何故、緑地を破壊して、敷地目一杯の計画をたてるのか。 回答:緑地は残せる部分は残す努力をし、新たな植栽を施す努力もする。 問題点■風害 質問:建築に起因する風の発生、影響、強さなどのシミュレーションはしたのか。 QS(品質認定)的なことはやっているか。 回答:社内的に基本的検討を行ったのみ。超高層の場合は、そのような対応を行うこともあるが、今回は行っていない。 質問:風の影響予測は大変難しいので、公団などは5階建でも風洞実験を行って対応しているが。 回答:持ち帰らせてほしい。 質問:別途、建設が予定されている「ふれあい平塚ホスピタル」との距離が近く、風害発生が懸念されるが、何をもって風害とするのか(風害の定義を)明確にする必要があるのではないか。 回答:風害の定義については次回までに回答する。 質問:風による事故などが発生した場合の賠償は。 回答:事業主及び建築に起因する事故の場合は賠償する。 問題点■企業の社会的責任(CSR) 質問:本計画を通してCSRをどのように果たすのか。 回答:良質な住宅の供給をとおして地域に貢献する。 質問:病院のすぐ南側に高層住宅を建てるのをCSRの観点からどのように考えるか。 回答:規定の日照時間は確保できているし、隣棟間隔も確保できている。 質問:法令遵守のみならず、企業理念の観点から計画を考えて欲しい。 回答:法令のみならず、市の指導要綱も勘案して対処している。 質問:この場合のCSRとは低くすることではないか。 回答:ご意見を尊重して、説明を重ねる。 質問:建築による影響を、人の心の問題、精神的影響と捉える必要がある。 問題点■その他 質問:333戸の分譲となると、小中学校への影響があると思うが、どう考えているのか。 回答:市と相談する。 質問:出入口は、333台の自動車の出入口として充分な幅か。 回答:6メートル位が適正とされている。 質問:検討のうえ回答する、持ち帰り検討する、出来る限り努力する、などの回答が多いが、次回の説明会の開催(土・日が望ましい)とその日程通知を今週中にお願いしたい。 回答:会場確保の困難もあり難しいが、今週中に回答する。 質問:説明会を開いたという事実が残るだけでなく、今日の説明会の成果を何らかの形で出したい。 回答:皆様とは対応を協議することは約束する。 #
by no16F
| 2005-05-04 19:10
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「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第1回説明会 質疑概要
平成17年1月28日(金)平塚商工会議所3階大ホール 住民側出席者数140名(メイズプランの報告による) 質問:計画に公園がない。この規模だと開発行為だと思うので公園に近いものを敷地内に計画すべきでないのか。 回答:平塚市に確認し、公園の設置は不要との判断をいただいた。 質問:杏雲堂の保全樹林を昨年市が解除した。その際、市はなるべく樹木を残すようお願いしたが、市の意向はどこに反映されるのか。 回答:植裁に関しては建物計画に影響する部分は伐採する。できる限り既存樹木は残したい。新たな植裁については平塚市の担当部署と協議をさせていただく。 質問:今、計画地南側で行われている工事について説明して欲しい。 回答:土壌の処理工事として埋設物の有無の確認と、見つかった場合の選別・院外廃棄を行っていると聞く。詳細は工事完了後に佐々木研究所(杏雲堂病院)から報告があるはず。 質問:高さ49.1メートル、16階の建物が突然として建つわけだが、平塚駅南側にそんな高い建物は1つもないし、ここらあたりは6階以上の建物は1つもない。 ふれあいホスピタルは容積率でいくと9階までしか建てられないとのことだった。同じエリアで、なぜ16階が建つのか。営利主義としか思えない。 質問:東側道路が広いとおっしゃるが、あの道路は高い建物を建てるために広く造られたわけではなく、環境をよくするために広くなっている。石も敷き詰め、松も植えている。敷地のなかいっぱいに計画しているが、これでは近隣住民と仲良くという意志は見えず悪質に感じられる。 回答:建築基準法から高い建物が建てられる道路幅員があるということです。法律上は問題がない。 質問:西側はあまりにも道路境界いっぱいに建ちすぎている。道路も車がすれ違えないほどなのにこれではどうか。 回答:計画の策定にあたり、建築基準法などの法規を遵守しながら計画している。規模縮小は事業の根幹にかかわることなのでできかねる。 質問:東京建物は松風のマンションを建てられたときに松を残すということを経験されていて、今回も想像できたはずなのに、このような計画を行うとはどのようなお考えなのか。 質問:高浜台ハイツを見ても、松をあれだけ残して公園まで提供している。恥ずかしくないのか。 回答:植裁などの整備については平塚市の指導要綱を遵守しながら進めている。ご理解下さい。 質問:今日だけでなく、2回、3回と説明会をして欲しい。 回答:計画説明としては今回のみとします。本日伺えなかったご意見については今後メイズプランを窓口として対応させていただきます。 質問:三菱地所、東急不動産は来てませんね。 回答:東京建物が代表幹事会社として出席しています。 質問:私は直近の住民ではないが、昨日チラシが入っていて驚愕した。湘南地区の広い空をなくさないで欲しい。この広い道路は将来絶対に必要だということで造ったものだ。50メートルもの建物が建つなら、他にも高い建物がばんばん建ってしまう。 平塚市が景観行政団体になるのにそれでいいのか。この計画には平塚市の命運がかかっている。これを許してはならない。 質問:国立などのように住民の意見を聞かずにこういう計画を持ってくること自体が時代遅れ。3社のイメージがかかっていると思って下さい。回答を聞いていると計画は順法であり、市とも相談してるから全体の計画は変えられないと言うが、そのこと自体が住民との融和を考えずに金儲けのためだけに計画を進める、そのものです。 もう一度16階建てというところから考え直していただきたい。 質問:先ほどから開発指導要綱に則っていると説明されているが、いま平塚市では条例を作成する準備を進めている。説明会ももっと早い時期に開かれ、地域のみなさんとの協議が進まなければ開発の事前協議に入れないということになる。準備をしているので、開発指導要綱に則っているというのを理由にしないで下さい。 これから平塚市で建てるマンションはよい手本になるようにすばらしいもの造っていただきたい。そのためにはすべての質問に誠意を持って答えていただきたい。そうでないと絶対に反対運動が起きることを覚悟して下さい。 #
by no16F
| 2005-05-04 19:01
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4月4日(月)
市長と都市政策部長に、事業者への説明会開催を求める件で再要請。 2日のメイズプランとの話し合いに於いて、6日より南側の看護師寮の解体を強行するとの発言があり、翌日には解体工事を始めるお知らせが近隣住民に配布された。計画についての市民からの具体的質問にも応じないまま、解体工事に着手することは、今後、市民と事業者とのさらなる軋轢を生み、紛争につながることが懸念される。 平塚市としても事業者に対し全体説明会の継続的開催を強く指導して下さることを再度お願いする。 4月6日(水) 1.看護師寮ほかの既存建物解体工事が開始される。 2.ホームページ立ち上げ。 4月9日(土) 定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜 メイズプランより緑化計画の説明を受ける。 4月10日(日) まちづくり勉強会(13時〜15時30分 於:市民活動センター)において当会の活動経過について発表を行った。 4月15日(金) 袖ヶ浜自治会が業者と話し合いをもつ(第4回)。3月28日の計画変更内容を図面にしたものを配布される。 業者は24日(日)説明会の後25日に建築確認申請を行いたい意向を表明。申請前に袖ヶ浜自治会ともう一度協議することとなった。 4月16日(土) 定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜 メイズプランとの話合を実施(24日の説明会について)。 #
by no16F
| 2005-04-25 14:56
| Weekly Report
3月29日(火)
袖ヶ浜自治会が業者と話し合いをもつ(第3回)。業者から計画変更内容の提示があった。 3月31日(木) 袖ヶ浜自治会を訪問。守る会の活動状況の報告と情報交換を行う。 協力を確認しあう。 4月2日(土) 事業者との話合を開催した。(11:00〜13:30) ● 経過報告、未回答事項への対応、全体説明会について、意見要望多数。 #
by no16F
| 2005-04-25 14:48
| Weekly Report
3月22日(火)
1.平塚市議会本会議が平成17年請願第4号「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」についての請願を全会一致で趣旨採択した。 2.趣旨採択されたことを受け、市長および全市議会議員に活動強化の要請文書を手交した。 平塚市都市景観基本計画に即して地域のまちなみにあった計画にするよう、開発業者とさらに協議を行うこと。 地域住民及び市民の理解が得られるまで十分な説明会を継続するよう、開発業者に指導すること。 3.3月27日の開催を求めていた第4回の説明会が事業者により拒否される。 3月議会の総括質問に於いて、後藤議員より質問が出される。 質問:業者の計画を大幅に制限する22.5メートルの高さ制限を提示されたがその考え方は。また病院に対しても同旨の高さを指導したか。 答弁:この地区は、湘南ひらつか都市景観形成モデル地区の1つである海へのシンボル軸に指定している。良好な松林の中に屋根が見え隠れするようなイメージを形成する地区に該当。クロマツの樹高は20メートルから25メートルと言われており、ガイドラインからの基準値である。大幅制限ということで協議拒否にならぬようねばり強く助言、指導に努める。病院計画に於いても同じ高さを提示し、建物のセットバックなどを要請している。 3月23日(水) 1.朝日新聞朝刊にこの問題についての記事が掲載される。 2.高浜台ハイツ南西角の掲示板に、横断幕が設置される。 3月24日(木) 第1回市民集会を開催した。於:市民活動センター 19:00〜21:00 確認事項: ●湘南の大きな空を奪わないで(建物の高さを下げる)。 ● 松の緑は平塚海岸のシンボル(植裁を残す)。 ● 暮らしの環境を守って(環境を悪化させない)。 ● 文化財としての価値を守る(高山樗牛など明治以来100年の歴史)。 #
by no16F
| 2005-04-25 14:34
| Weekly Report
3月16日(水)
プロジェクトリーダーである東京建物株式会社 伊藤勇二氏宛に説明会開催依頼をファクスする。 今後は「湘南なぎさプロムナードの環境を守る会」(代表 菊川一彦 梶原頼雄 古田雅之 佐藤榮一)が対応に当たること。 これまでの計3回の説明会での質問に対し回答をいただいてないものが残っている。説明を義務づけられている事項で説明が済んでないものもある。請願署名に集まった数11,770の市民の意志を重く受け止められ、十分な説明責任を果たすよう、お願いした。 3月18日(金) 袖ヶ浜自治会が業者と話し合いをもつ。(第2回) 3月19日(土) 定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜 24日の16階建て反対住民集会は、参加住民の意見を聴取、ボランティアの声がけをする。 #
by no16F
| 2005-04-25 14:25
| Weekly Report
3月2日(水) 於:高浜台ハイツ集会所 森議員との面談
協力をお願いする。ただちに現場を視察。道路なしに隣接する南面の実態を危惧、消防にその場で連絡、指導を要請する。 3月3日(木) 1.市長への要請を提出した。(於市役所) 署名数は11,681 2.市議会への請願を提出した。(於市議会)署名数は11,770(有効11,538賛同232) 朝日新聞の記者に請願書提出を伝える。記者クラブに請願書のコピーを配布。 3月5日(土) 定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜 議題:●請願についての報告と確認 ● 事業者への圧力:ハガキ作戦、公開質問状、企業本社に出向く。 ● 行政への圧力:高さを22.5メートルに抑えろと指導をしていると記者が書く(神奈川新聞)。情報公開で文書の写しを取る。 ● 説明会に於いてもっと責任ある立場の人を出させる。 ● 袖ヶ浜自治会との連携について ● 事業者に対し、請願署名に集まった数をどう知らしめるか。市長はこれをやるように指示したと解釈。 3月8日(火) 袖が浜自治会と交渉。交渉の着地点は同時決着が望ましい。交渉の都度連絡を取り合う。 3月9日(水) 平塚市議会都市建設常任委員会 委員会として全会一致で請願を趣旨採択した。 3月11日(金) 袖ヶ浜自治会が業者と話し合いをもつ。(第1回) 3月15日(火) 看護師寮解体作業開始予定も工事実施されず。 #
by no16F
| 2005-04-25 14:15
| Weekly Report
2月6日(日)
高浜台ハイツ住民向け個別説明会開催 於:平塚商工会議所小ホール 18:30〜20:50 署名活動開始(→3月3日午前中提出) 2月25日(金) 大蔵市長と面談 要望書を提出 13:00〜13:40 於:秘書課会議室 案件:ふれあい平塚ホスピタル建替工事 「(仮称)袖ヶ浜計画」新築工事 要望:環境保全、都市景観形成に努力している市民として、 ● 建物の高さ、15メートル以下 ● 既存緑地の保存と隣地境界からの距離確保 を実現するための事業者へのご指導と当自治会へのご協力依頼 依頼内容:市民、行政、事業者の協働による都市景観づくりを実践いただきたい 当自治会と事業者による話し合いの場へご参加いただきたい 本案件を「まちづくり条例」に基づく都市計画実施の先駆けとしていただきたい 出席者:大蔵市長、小川助役、都市政策部 武部長 菊川自治会長、佐藤理事長、湘南なぎさプロムナードの環境を守る会代表 湘南新聞の記者一名同席 市長からの回答: 景観については三者共同でやっていく。都市景観形成では市も同じ考えでいる。行政指導はする。正文化した文書で指導をしているしこれからもしていく。ホスピタルに関しても景観として高さを下げるよう指導をしている。行政が話し合いの場に出るのは逆に法的規制がかけられない微妙な立場を利用されて事業者に有利に働く可能性があるので難しい。 市としては、都市計画法で認められた地区計画をぜひやって欲しい。富士見町では10年かかった。まちづくり協議会を作って下さい。目下、松原でやってるように、市の者が出向いて必ず指導はする。業者に対してプレッシャーがある。 とにかく、住民側は事業者に対し、課題を作って、何度でも説明会をやって下さい。社会的責任では、あるていど聞く耳のある業者だと認識している。 まちづくり条例、都市景観条例ができた際には、この建物は既存不適格になることを業者には伝えてある。ここに住む方は非常に困ることになる。 2月26日(土) 定例会 於:湘南高浜台ハイツ集会所 10:00〜 議題:●請願に関して各会派の議員への働きかけ 平塚クラブに影響力のある森県会議員との面談決定 ● 地区計画について:都市計画法で定められた住民の権利、地区計画に前向きに取り組む。説明会に於いて「地区計画を考えよう!」という看板をちらつかせるのは事業者にプレッシャーになる。 3月3日以降、方向性としてシンポジウム的なものを作ることも検討。 ●ハガキ作戦について:明日の説明会の前後に配る。事業者3社の社長、代表取締役に送る。まずは300組を印刷。(現在400組) 2月27日(日) 第3回業者説明会開催 於:平塚商工会議所大ホール 18:30〜21:00 2月28日(月) 落合議員(平塚クラブ)に陳情 於:議会事務局 10:30〜11:00 平塚クラブ全員に請願の趣旨を説明、協力を求める。 回答:趣旨はよくわかりました。 松崎議員(公明党)に面談を求めたが断られる。 杉山議員(平塚クラブ)、府川議員(なでしこ21)に紹介議員をお願いする。 各会派の議員全員に建築概要と図面を含め、要請の手紙を郵送。 #
by no16F
| 2005-04-25 13:57
| Weekly Report
2005年1月17日(月)
杏雲堂病院敷地外2箇所に計画告知の看板立つ 1月20日(木) 「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」業者説明会のチラシ直近住民にのみ配布 広く市民に知らせようと個人で1万部以上を配った一市民のチラシによって大部分の平塚市民がこの計画を知る。 1月28日(金) 第1回業者説明会開催 於:平塚商工会議所大ホール 19:00〜21:00 三菱地所、東急不動産はひとりも顔を出さず、説明会は時間切れで次回に持ち越す。 1月30日(日) 湘南高浜台ハイツ自治会(菊川一彦会長)、湘南高浜台ハイツ住宅管理組合(佐藤榮一理事長)が近隣住民と自発的に集まった平塚市民を巻き込んで独自プロジェクト、 「湘南なぎさプロムナードの環境を守る会」を立ち上げる。 (代表 菊川一彦、事務局長 梶原頼雄) 平塚市議会議長と市長に請願書を提出することを決定。2月5日までに請願書作成を完了。次回説明会にて署名用紙を市民に配布。 #
by no16F
| 2005-04-24 16:07
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