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5月17日(火)チラシ配布活動開始 朝7:00より平塚駅南口
約1時間でチラシ250枚を配布。 5月18日(水) 1. チラシ配布活動 朝6:20より平塚駅南口 250枚を配布 道行く人から「杏雲堂のマンションですか。がんばって下さい」との声が掛かる。 2. 一回目の行政との話合 於:市庁舎 11:00より 行政側出席者:都市政策部渡辺部長、蔀担当部長、開発調整課課長、建築指導課課長、環境保全課課長、担当今井氏 守る会:代表7名 市の発言: 「事務レベル」で協議を続けている。 病院と主に交渉している。(5月9日康心会理事長・11日事務レベル・18日事務レベルと、4月11日助役と東京建物の部長、4月20日部長以下と東京建物) 市は病院対応を優先している。 康心会は市から建築確認申請を取りたい。(民間機関を使わない) 康心会、東京建物とも、平塚市との決裂は望まない。 5月10日の東京建物の回答は15階建てのまま。 5月21日(土)定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜13:00 チラシ配布活動について、今後は通勤時間以外、公園などの散歩している人へも実施する。 次回チラシ配布は26日(木)16時、南口にて行う。チラシを増刷する。 TBS「うわさの東京マガジン」へ連絡。 街づくり条例の市民会議による骨子ができあがる。景観条例は平成19年予定。今年中には市民会議の募集があるはず。 市議会でも街づくり条例の検討委員会を作った。(5月17日、田中・府川・江口議員ほか) 議員、市長を動かしていくことを確認する。 5月22日(日)第2回ミニパレード開催 30名ほどの市民が参加。松本とし子議員も参加者に加わる。「多くの議員に働きかけて行こうという事で日程など決めています。これからの平塚にとっても、皆さんの熱意にも応えなくてはと思います」と参加後にコメントをくれる。 ■
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by no16F
| 2005-05-30 11:16
| Weekly Report
5月10日(火)
平塚市都市政策部へ住民と行政の話合を持ちたい旨、申し入れをした。 この日、東京建物が平塚市を訪問、協議を行っている。 5月14日(土) 第15回定例会 於:高浜台ハイツ集会所 10:00〜12:00 経過報告: ■ 18日(水)行政との話合を持つことになった。 市の景観行政に関する基本的な考え方を質し、事業主との交渉の抜本的再構築を促す。 ■ 南口駅前でチラシ配布を行うことを決定。(17日(火)朝7:00〜南口、 18日(水)朝6:20〜南口) ■14日までに周縁部以外の樹木はほとんど伐採された。 5月15日(日)10:30〜11:30 第一回ミニパレードを行う。常任メンバー、ヴォランティアメンバー、袖ヶ浜西側住民が参加。集合場所は袖ヶ浜西門と、南口駅頭。海に向かって歩く。湘南ジャーナルの記者が随行。 ■
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by no16F
| 2005-05-23 02:34
| Weekly Report
5月2日(月)
1.朝9:00、松沢知事が平塚ビーチパークのヘッドランドを視察。 このチャンスを捉え、マンション建設問題の概要と建築後のイラストを手渡す。 「なぎさプロムナード」という県道にこのような環境破壊に繋がる建築計画があり、低くすることに協力をお願いしたい旨、伝える。 知事の返答は、「大蔵市長と相談する」といった趣旨であった。 その場に大蔵市長もおられ、重ねてお願いをする。 2.午後、都市政策課を訪問。 これまでの資料並びに24日説明会のビデオテープを手渡す。 建築確認申請の留保について建築指導課の話を聞く。 3.14:00市長と面談 連休明けに東京建物と話をするとのこと。 5月7日(土) 1.第1回ボランティア集会を開催した。(10:00〜12:00) ボランティア12名と常任メンバーが集まり、最新の情報を共有し、各自意見を述べる。 南側の環境全体の問題。環境を守り、高さを低くしたい。活動を伝えてゆくことが最重要。行政への動き・法廷闘争・住民活動・購入希望者へのアピール・事業者への行動、など強力に進めることを確認しあった。 2.第14回定例会 於:高浜台ハイツ集会所 12:00〜13:00 経過報告: ■ふれあいホスピタルの動きとしては、3メートルセットバックすることのみ。 ■議員を動かす。全会一致の趣旨採択をいかす。圧力をかける。 ■平塚市が景観行政団体になったことは事業者には想定外のことだった。 ■高さ制限を市は考えている。(都市政策課 都市計画担当 小山田) 協定書、法的問題点、行政担当、とそれぞれワーキングチームを作り専念する。 ■
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by no16F
| 2005-05-23 02:21
| Weekly Report
「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第4回説明会質疑概要 開催日時:平成17年4月24日(日曜日)午後6時00分〜8時50分 開催場所:平塚商工会議所3階大ホール 主催者: 事業主:東京建物株式会社、東急不動産株式会社、三菱地所株式会社 総合企画:株式会社メイズ・プラン 設計・施工:株式会社淺沼組東京本店 ●変更計画の説明(メイズ・プラン 安部) 1.資料「計画変更の内容について」に基づき説明。 ①階数15階 ②建物形状A棟西側5階部分縮小 ③建物形状:C棟上部縮小→日影の改善 ④バルコニー縮小⑤建物位置A棟西側を1メートルセットバック ⑥⑦ごみ置場形状変更、共用施設変更 ⑧通用口位置変更、住戸移動 ⑨5階屋上ルーフバルコニー廃止 ⑩植栽計画56本→83本(都合によっては不明) ⑪⑫専用庭A棟中央部縮小 ⑬自主管理空地を園路状に ⑭西側道路沿い自主管理空地を1メートルから1.5メートルへ ⑮⑯立体駐車場を3層化、生垣、メッシュフェンス設置 2.緑化計画説明(資料№7) 3.日影説明(資料№8、9、10) ●工程表説明(淺沼組 安部 説明時間10分) 1.工期 A棟:平成17年5月〜平成18年11月、B棟:平成17年5月〜平成18年3月、C棟:平成19年1月〜同12月 2.準備工事 平成17年2月から5月 3.解体工事4月上旬〜5月下旬 4.仮設工事、土工事、基礎工事、躯体工事、内装工事、外装工事、外構工事、雑・クリーニング機器調整工事、検査それぞれについて全体工程表により期間を示す。 5.解体伐採工事説明(資料工—2) 6.建設工事説明(資料工—3) ●未回答事項への回答(メイズ・プラン 安部) 1.電波障害、足場クレーンによるものも協議して仮設アンテナ等により対応する。 2.家屋調査:隣接家屋、南、西道路に面した家屋の家屋、構築物を調査する予定で依頼中。 3.井戸等地下水に関する要望:計画地周辺の井戸において事前協議に基づき工事による影響を調査する。海岸から十分離れており、塩水化の心配はない、但し、観測井戸設置して観測する。 4.地盤沈下に対する心配については、掘削調査を行い、地盤沈下がないよう対策を講じる。 5.駐輪場が少ないとの指摘については、1所帯あたり2台分:外部に迷惑ないよう利用方法について管理規約で規定する。 6.管理人24時間体制を希望する件については、平日日勤が一般的、緊急時の連絡については管理会社等の連絡先等を連絡する。 7.工事車両の西側道路利用はやめてほしいとの指摘については、A・B棟工事は東側道路をメインとするが、西側道路も利用する。C棟については西側道路がメイン。交通誘導員を設置して近隣住民の通行安全を確保したい。工事関係者に十分な指導を徹底する。 8.北側日照について建築基準法違反ではないかとの指摘については、日影規制の範囲内と認識している。 9.屋上緑化、ビオトープの設置希望については、地上部の緑化を重視することとし、設置しない。 10.風環境・建物模型を作って説明してほしいとの指摘については、シミュレーションは風速低減効果を持つ植栽、バルコニー等を考慮していないので風速増加が過大に現れるから、シミュレーションで支障がない。 11.風環境については最大値を使用していないので、瞬間風速を考慮してほしいとの指摘については、一般に、風環境の評価では、瞬間風速と平均風速とは同じ値として分析する。かつ、瞬間風速による影響を分析するには8m以上の風速別発生頻度のデータが必要であるが、花水小学校のデータには無いので、分析は不可能。 12.南西の風は春に多く吹く、風向別風速データに基づく分析が必要との指摘については、花水小学校は計画地から近く4〜5年分のデータの信頼性は高い。一般には、最寄の気象台の最低3年間のデータが必要と言われている。春のみでは信頼度が低いので実施しない。 13.百年災害で計算するのが常識との指摘については、風環境には町並みが影響するので、最近のデータを利用するのが正しい。あまり膨大なデータを入力するより、5年分くらいが妥当。 14.建築確認申請について 4月25日にA・B棟の確認申請を出す。 <守る会は代表者を立て質疑をする> 問題点■高層・景観・緑・廃棄物(守る会 稲川) 16階から15階への変更、なぜここで15階、高さにこだわる、なぞである。 事業計画の根幹にかかわる問題だから変更できないと言われるが、緑地環境、湘南文化、静かな住環境などの喪失により相乗的環境の悪化を恐れている。永久的に良好な環境が失われる。法的には合法であるとしても、一番肝心な高さについて納得できない。 質問1:これ以上の設計変更は考えられませんか。 回答(東建・伊藤):2月27日の時点で対応できる範囲を超えていると言っている。その後住民との話し合い、請願の採択を重く受け止め、15階まで変更した。これ以上はなかなか応じかねる。 質問2:平塚市が指導した内容は何か。公開してほしい。 回答(東建・伊藤):高さについての指導では、22.5メートル以下にして欲しいとの指導。景観行政団体、景観条例予定を考慮して欲しいと。 質問3:49メートルを46メートルでは景観に配慮していない。未だ周辺建物とは33メートルの差がある。良質な建物とは周辺の環境に調和するもの、周辺の住民に受け入れられるものと考える。 回答(東建・伊藤):譲歩したつもり。できる範囲を超えているが、何とか1層減らしている。 質問4:市長、行政も、議会でも請願に対する趣旨採択を行って、平塚市をあげて低くすることをお願いしている。社会的倫理を尊重しないのはいかがなものか、それについて企業の社会的責任についてどうお考えか。 回答(東建・伊藤):確かに高さについては、周りより高くなるのは認識している。しかし、景観については高さのみでは決まらない。したがって、社会的責任を果たしていないとは考えていない。 質問5:解体工事の前に土壌洗浄した。その目的、その結果はどうであったか。OKの判断は誰がしたか。 回答(東建・伊藤):佐々木研究所(杏雲堂病院)が調査した。埋設されている可能性の高いところを調査した。適正に処理をした。 問題点■地下水 質問1:3月14日付地下水について問い合わせした。1ヶ月経っても回答がなかった。 4月17日に再質問を行い、21日回答をもらった。メイズ、伊藤さん知ってますか。 なぜ回答しなかったのか。 回答(東建・伊藤):知っている。回答を準備していて遅れた。21日に回答した。 質問2:浅沼さんなぜ返事来ない。 回答(淺沼・三須):井戸が多くあることを認識していなかったため、調査に時間かかった。また、回答準備で遅れた。 質問3:遅れるなら遅れると連絡をもらいたい。「誠意をもって」というが、それが誠意でしょう。 質問4:計画地の高低差はどのくらいあるか。 回答:回答なし。 質問5:ボーリング調査時の静水位はどのくらいですか。 回答(淺沼・吉田):高層棟予定地で4.45メートル、C棟中央北で6.84メートル。 質問6:回答での、基礎工事の掘削深度はGLから2.5メートルといっているが、計画では一部地下1階となっている。2.5メートルで工事ができるのか。 回答(メイズ・安部):掘削はGLマイナス2.5メートル、A、B棟、機械式駐車場はマイナス5メートル。 質問7:地下1階があるとなっているが、2.5メートルでできるのか。 回答(淺沼・安部):建物の地階があるところでは5メートルのところもあります。 質問8:回答では、掘削部分については概ねGLマイナス2.5メートルですが、機械式駐車場・ピット等ではGLマイナス約5メートルとなっている。そうすると、駐車場の中に地下一階部分ができるのですか。こんな誠意のない回答はありません。 質問9:「地下水位自体に水を通さない不浸透層がないため」、掘削しなければならないとの説明部分が分からない。 回答:回答なし。 質問10:揚水量、毎分0・32トンとある。これは1期工事のみか。 回答(淺沼・安部):1期工事のみ。 質問11:回答では、工事計画から推定すると書いてあるが、地下水量を調査しないで答えられるのか。 回答(浅沼・安部):計算式で出した答えです。現地の建物配置、掘削深度、山止めの設計をしている。あくまでも概算値。 質問12:信憑性はわからないということですね。 質問13:一時的に地下水位が若干下がることも考えられるとの回答をいただいているが、これはどの程度の水位低下を想定しているか。 回答:回答なし。 質問14:工事後は元の水位まで回復するという自信があるか。一時的に砂質の層が絞まって水位が戻らないという報告もある。やってみなければわからない、ということか。 回答(浅沼・安部):はい、観測井戸を作って経過観測する。 質問15:工事によって、枯れたり、水位、水質に変化があった場合その責任はどこか。 回答(東建・伊藤):事業者、施工者の連帯責任です。 質問16:「当該工事に起因して問題が起こったことが明らかな場合」、という回答の「明らか」というのはどういう意味か。状況証拠で認めてもらえるか。 回答(東建・伊藤):何が原因かを判断することは難しい。もし、枯れた場合には協議し、状況を確認して対応する。 質問17:現象が起こってからというのではないはず。工事協定書は締結する意思があると回答書にある。 回答(東建・伊藤):協定書は取り交わす意思があります。 質問18:取り交わす意思があります、と取り交わしますとはどう違うのですか。この工事以外では地下水を汲み上げていないことが明らかで、500メートル範囲以内の井戸が枯れたという状況の場合、状況証拠で認めるか認めないか。 回答(東建・伊藤):状況を鑑みないと分かりません。 質問19:皆様に報告します。市の環境保全課に交渉し、計画地周辺の4本の井戸について水質調査、10本の井戸で塩水化の調査を行うという約束をいただきました。万が一、井戸が枯れたというようなことが起きた場合は、皆様から市の環境保全課の方に報告をしてください。事業者のイメージダウンを図りましょう。 いくらお金を稼いできても、企業のイメージダウンは会社として許せないと思います。 何故このような問題にこだわっているかといいますと、この地域では、トイレ、風呂、水まき等々、井戸水を使っている家が多くあり、これらの家は直ぐに生活に影響が出るからです。工事による影響を排除できる自信があるか、さもなければ、即座に対応を行うことを約束できますか。 回答(東建・伊藤):内容を協議して対応したい。 質問20:回答では、地下62メートルで塩水化を防ぐとなっているが、平塚では当てはまらないと思われる。敷地内に観測井戸を作って定期的に観測するということだが、その観測項目はなにか。 回答(浅沼・安部):水位、水質。今、計画を立てている。 質問21:水質とは塩水化と理解してよいか。海水の横からの浸透が懸念されるので、観測井戸をより海に近いところに掘ってください。 質問22:環境への配慮として既存樹木をできる限り残す、新たに植樹を行う、と言っているが、広く考えた場合には環境は大気、空気、水、への影響を含む。これについてどうか。 回答(東建・伊藤):水についても配慮する。 質問23:以前にはA、B棟では西側から工事車両は入れないという説明だった。先ほどの説明では、西側を使うこともあるとの説明に変わっている。どういうことか。 回答(メイズ・安部):A、B棟の1期工事では西側を使うこともある。A棟完成後は東側となる。 質問24:工事協定書を締結する前の着工はしないと約束してもらいたい。 回答(メイズ・安部):100%工事協定書ができるまで着工しないということはお約束できないが、可能な限り対処する。 質問25:地下水については工事協定に真っ先に係わるのではないか。 回答(メイズ・安部):できるだけ早めに詰めたい。 問題点■日影(守る会 古田) 日影について質問します。敷地いっぱいに建てられるので、至近距離に建つことになり、日影への影響が大である。現在は松と空が見えるが、マンションが建てられると、コンクリートのマンションが迫ってくるということで、精神的ストレスが溜まると思われる。 一方、事業者はただ単に法律を守ればよいとはいわない、できるだけの配慮をする、との姿勢であると認識している。 これまでに受領した日影に関する資料を元裁判官に見てもらいましたところ、 「受忍限度を超える日影であると認められる。」 「人為的日影の継続と圧迫感が精神的ストレスを発生させると認められる。」 との2点のコメントをいただきました。 そこで、質問します。 質問1:日影についての説明内容が分かりません。例えば、北側の住民にとって、冬至の時に一日中日が当らないことがあるとしたら、それはどのくらいの期間続くのか。更に、計画変更で日影が改善されるというが、具体的にどう改善されるかが定量的に分かりません。 質問2:当初の資料で日影の法規制、5メートル離れたところで4時間、10メートルで2.5時間はクリアしている、とのことですが、冬至の時で何時から何時といった具体的説明がなければ分かりません。 質問3:できる範囲での配慮はする、と回答しているが、日影がどうなるかを改善前、改善後比較してこうなるという定量的な分かりやすい説明をしてほしい。 回答(メイズ・安部):即答できませんので、日影の厳しい北側住民の方には資料を作って説明します。 問題点■風害(守る会 山川) 質問:風について質問します。 シミュレーションをお願いしたのは、有楽町の国際フォーラムについては風については、模型代1億円を使っている。風環境調査について7千万円の予算であったが、国際入札を行って4千万円でカナダの大学が受注した。風については、その程度の重要性をもって考えている。今回の建物についても高さ、日影に負けず劣らず、風についてもきちっとした説明が必要です。 回答では、シミュレーション(風洞実験)は行わない、データには恵まれている、したがって、風は受任限度内である、という説明に終始している。 シミュレーション(風洞実験)を行わないのであれば、今日までの説明を文書で整理して、協定書に盛り込んでもらいたい。 シミュレーション(風洞実験)は、建物の設計にも経済的効果がある。もう一度、風については誠意ある回答を検討してもらいたい。 回答(メイズ・安部):風環境につきましては、内容を吟味して報告をさせていただきたい。 問題点■CSR:企業の社会的責任(守る会 佐藤) 企業の社会的責任については、先ほど伊藤氏よりの回答もありました。袖ヶ浜自治会長から三社に公開質問文状を出していて、2月末頃にご回答があった。各社様似たような回答であるが、三菱地所さんのみ、「企業の社会的責任を自覚をして、それを果たしていきたい」と書いてある。先ほどの井戸についての質問への解答とまったく同じである。異なる時点での質問にまったく同じ回答であり、慣用句になっているように見受けられる。そこで、質問します。東京建物の伊藤様にお答えいただきたい。 質問1:企業の社会的責任の定義は何でしょうか。 回答(東建・伊藤):いろいろあるが、前回も話したが、①こちらでの計画を説明する。②説明したことへのご意見、ご要望を聞く。③対応できることはする、というのが企業の社会的責任と考える。 質問2:三菱地所と同じグループである三菱総研の社会的責任の定義は、「企業のステークホルダ(行政、地域住民、顧客を含む)との関係をこれまで以上に重視し、具体的、実効性のある対応を行うことで、従来の経済的、法的な企業の責任を大きく超えた概念である。」ということだそうです。三菱地所様からの回答、これまでの説明、いずれも経済的、法的価値観を超えるものではなく、経済的にできないという回答しかいただいていない。もう一度、企業の社会的責任を認識して、対応をお願いしたい。 今日、出席の皆様には、環境を守る会から行政公開文書のコピー(1月末付の景観協議)を配布している。これには、市の具体的指導の方向が書かれている。事業者の皆様は、今後ともこれを無視していくのでしょうか。 回答(東建・伊藤):景観協議については、平塚市の指導、要望を未だいただいていない。景観モデル地区は認識している。 質問3:先ほどの工事協定は全体工程表のどこに入るのか。時間的余裕はあるのか。 回答(メイズ・安部):工事協定は純然たる工事についての部分、これは本日配布している「お約束事項」が骨格になる。それと損害への対応等ふくめ2週間から1ヶ月で締結できると考えている。 質問4:工事協定の条件等を提示する時間的余裕は。 回答(メイズ・安部):お約束事項を基にした工事協定案と事故が発生した場合の問題がある。併せて2週間から1ヶ月で締結できると考えている。 質問5:それでは先の井戸、風の問題は入っていない。それも含めて1ヶ月ということですね。工事協定の説明、協定の細かい条件の詰め等々はどうなるのですか。 回答(メイズ・安部):井戸、風の問題は検討が必要ですが、1ヶ月でできると考えています。 質問6:企業の社会的責任について、各社様の回答を文書でください。三菱地所の執行役員・八木橋様からのご回答は、ネット公開します。計画の変更はこれ以上ありえないということであれば、どれほどの長期戦になろうと徹底的に戦っていくことを宣言します。 質問:水の件、風の件回答がまだであるが、明日、市の方に建築確認を出すのか、伺いたい。 回答(メイズ・安部):水の件、風の件の回答は先ほどのとおり対応する。確認申請は市の方には行いません。民間の確認機関で、新宿区のイーホームズです。 質問:企業の社会的責任について、もう一度質問したい。 平塚市の景観行政から22.5メートル以下にしてほしいとのガイドラインの指導を受けたとの説明があった。平塚市は景観行政団体で、その中で平成19年度には、この地域の景観条例でおよそ22.5メートルの高さ制限がかかり、不適格建築になります。その場合、将来的に建替えを行うことは基本的に不可能になります。消費者にこのようなものを販売するに当り、企業の社会的責任の観点からどのように考えているのか伺いたい。 回答(メイズ・安部): 現時点において景観条例が実施される予定であることは認識している。但し、その内容については、今後、検討されることなので、現時点において、本計画が既存不適格とは確定していない。明確には答えられないが、販売に際しては、規制等の内容を説明したうえで行うことが、責任を果たすと考えている。 質問1:先ほどの説明で、景観については高さのみではないと聞こえた。緑、色、デザインも景観と聴いた。しかし、高さは景観の一番大きい要素と考える。高さの景観への影響はどう考えるかお答えいただきたい。 それから、先ほどらい風についてのシミュレーションをお願いしていますが、景観についてもぜひシミュレーションをしていただきたい。高さの景観に与える影響が小さいと考えるなら、堂々とこのように影響が小さいとビジュアルに示してもらいたい。駅から海岸に向かって撮った写真があるが、空がありその先に水平線があります。この建物が建つと、空が遮られ、更に水平線が遮られることになる。マンションの購入者だけが同じ風景を見ることはできるが、それより北側の者はそれを失ってしまう。それでも景観上問題がないとおっしゃるのか。 回答(東建・伊藤): 繰り返しになるが、私どもは、景観は高さのみではないと、考える。シミュレーションとは何をイメージしているのか。 質問2:大学の研究等で行われている。周りの建物を入れ、建築予定の建物を入れて、コンピュータによるシミュレーションを割合簡単に行えると聞いている。そちらの研究室でもそのようなことを検討していただきたい。 回答(東建・伊藤):検討する。 質問1:GLの設定はどこを基準としてるか。 回答(淺沼・吉田):A、B、C各敷地の現況地盤面の平均、建物の外周が触れる面を平均する。 質問2:3メートル位、つまり1階分すぐに違ってくる。だからこだわっている。 回答(淺沼・吉田):今回の計画では極端な盛り土をしない。 質問3:掘った土をどこかに盛るでしょう。 三菱地所、不告知で起訴された。我孫子は売却元が三菱グループではないので公開した。大阪の三菱マテリアルについては不告知。 企業の社会的責任の点で結びついてくるが、杏雲堂は古くからサナトリウム、そこには何か埋められている。1カ所、2カ所ではなく、全部掘って調べるべき。 小田原の駅地下では毎日何トンもの水が出ている。並行して調査しなければならない。 袖ヶ浜の人口と同じ程度の人が増える計画、大変なことである。 回答(東建・伊藤):土壌汚染対策法に基づく調査を行った。汚染物質検出されていないという報告を受けている。 以上 ■
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by no16F
| 2005-05-23 02:12
| 問題点を探る
4月17日(日)
20日市民集会 24日説明会のチラシ 配布完了。 4月20日(水) 第2回市民集会を開催した。於:市民活動センター 19:00〜21:00 24日説明会へむけて、経過報告、問題点の整理。市の担当課を招き地区計画について説明してもらう。 ● 117項目を網羅したこれまでの説明会質疑概要を用意。重要項目をまとめたものを参加者に配布。(必要な方にはハイツ集会所に残部あり) ● 地下水問題について環境保全課より水位並びに塩水化検査を実施するとの連絡があったことが袖ヶ浜住民より報告された。マンション建設で市が検査をするのは初めてとのことで、担当課に理由を尋ねると、「請願が趣旨採択されたから」という答えが返っている。 4月23日(土) 定例会 於:湘南高浜台ハイツ集会所 10:00〜13:00 24日説明会へむけて、代表質問を行うことを確認。 ①高層・景観・緑・廃棄物 ②風害 ③日影 ④CSR 加えて、袖ヶ浜住民から出された地下水問題。 4月24日(日) 第4回業者説明会開催 於:平塚商工会議所3階大ホール 18:00〜20:50 4月27日(水) 都市政策課 渡辺部長、都市景観推進 蔀部長を訪問。 24日説明会の資料を持参して、情況報告をする。 4月30日(土) 定例会 於:湘南高浜台ハイツ集会所 10:00〜13:00 次回定例会に於いて、「ボランティアの集まり」を持つことを決める。 長期戦に備え、市民から広く意見を聞き、情報交換に努めることを確認。 ■
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by no16F
| 2005-05-12 13:02
| Weekly Report
■総合企画会社 メイズプランとの話し合い 一回目
4月2日(土) 於:高浜台ハイツ集会所 質問:未回答部分はどうするのか? 回答:書面を作成してみなさんに回答していきたい。時間をかけずにやりたい。 質問:解体工事の届けは役所に届けたのか? 産廃の届けがいるはず。騒音振動の問題がある。 回答:未確認です。廃棄については法令に従いマニュフェストを作成して問題なく行う はず。産廃はまだ。注目されていることなので、きちんとする。 質問:地区の建蔽率を使えば低くできるのではないか?なぜ高層だけ突っ張るのか? 建蔽率をいっぱいに使ったやり方も考えてほしい。 回答:がいこう計画上・建物のグレード・入居者の雰囲気・A棟B棟の日影の問題があ る。販売上の雰囲気もあるのでこうしている。 質問:駐車場を地下にしたらだいぶ抑えられる。景観の問題でバブルのときにバンコク で緑のところに高層ビルがドンドン建ってしまった。欧米諸国からは後進国だから仕方 がないと見られた。A棟の高層でB、C棟の価値は落ちているのではないか?市の指導 は高さが22メートル、40戸の利益分で後ろが高く売れるのであれば高層を建てる必 要があるのか?都市計画法では200%で緑や道路を作ろうとしたはず。5〜6階しか 考えてない。法の精神にかなっていない、地域から受け入れられない。あまりにもみっ ともない計画だ。 質問:法律には精神があるはず。抜け道を使ったような建て方ではないか。渡り廊下を つけて1棟とする可能性もあると市では言うが、建物として本来は認められないのでは ないか。 回答:我々としてはこれも一つ方法としてみている。このプランで1棟と見ている。 開発調整課に最初の説明のときに図面は添付している。ここは、説明を聞いて事業公開 をしているか確認しているところなので許可ではない。A棟についてはこれが1棟と解 釈しているが、審査を受けるものなので違う解釈のこともある。 質問:ふれあいホスピタルでは建築計画のときに立体模型を頼んだらすぐ作ってきてく れた。今度の計画も周辺建物の高さや周囲の状況を入れて作ってほしい。そうしたらい かに突出した計画であるか、自己認識の再確認をしてほしい。 法規上でも景観に著しい影響がある場合は説明する義務があるのではないか。 回答:景観法はわかっているが要綱のなかでのこと。都市政策課とも協議している。高 さだけでなく色・デザイン等の調節をしている。 質問:ぜひ事業者としても理解してほしい。景観条例ができたら建て替えはできなくな る。入居者のことは考えているのか。条例を作ろうとしている。既存不適格で立替はで きないことの説明義務があるはず。 回答:条例化の動きがあることは知っている。ただ高さ制限をかけるということは個人 の財産をも制限することになる。未確定の場合に説明するかどうか、未定。 質問:景観条例、まちづくり条例の施行についても配慮してほしい。長谷工さんも施行 されていないうちにその高さを守った。そのほうが売れている。私たちは入居者にも総 合的訴訟を求めていくことになるはず。そういうことを入居者にもPRさせてもらう。 事業者は入居者の立場を考えているのか。 回答:景観の問題については事業者も晴天の霹靂。情報は集めていたが、購入したあと で景観団体になった。5層にすると55戸分の利益をどこに乗せるのか。それを乗せて もエリアでの相場があるので収支があう価格にならない。土地の値段は集合住宅と戸建 では契約価格が違う。 質問:景観法については12月に法律が施行されている。事業者はわかっていたので は。 回答:要綱があることは知っていた。景観は高さだけではない。事業者は高さ制限にな るとは思わなかった。 質問:平塚市は国分寺市に負けないようにしている。昨年の早い時期からしている。事 業者に説明会を開くように申し入れてほしい。ダメならこちらで会場費も出して設定す るのでやれるようにしてほしい。 ■ メイズプランとの話し合い 二回目 4月16日(土)於:高浜台ハイツ集会所 会が要望した「24日説明会」についての確認事項 業者側出席者:今までどおり、東京建物、淺沼組、メイズプラン。 内容:変更計画について、進行状況、建築工事の説明、質問事項への回答、質疑 質問:風害について具体的に技術的な説明を要望する。 質問:土壌汚染の報告を受けていないと言っていたが、市役所には「汚染がない」と言 う報告をしている。都合のよい情報のみ流している。表面的な回答でしかなければ住民 側のストレスがたまるばかり。 質問:景観についてのシミュレーションをしてもらいたい。われわれは高さが影響する と考えている、業者は色デザインで大きく変わると言っている、16階を15階にして どうなるか、ビジュアルに見せてほしい。 回答:協議させていただく。 質問:病院とマンションの計画が一体と見える。 土地の仕入れ価格から採算性で高さを下げられないと言っているが嘘でないか。 回答:病院、マンションは別。分筆ができた。 質問:袖ヶ浜、守る会とも現計画でよいとは言っていない。 それでも25日に建築確認申請を出すと言うことは、基本的に対決姿勢でいくと言うこ とですね。 回答:規模の点ではそうなる。 質問:今後条例化が進んできた場合に、社会的背景は、相対的に事業者の構想から離れ ていく。紛争へとつながる可能性が高まる。 回答:結果的にそうなれば仕方がない。 質問:住民の意見が入っていない。 回答:スケジュールが重要、市や住民との話合を織り込める余裕はない。 質問:これからは義務付けられるよう条例を作っている。 回答:今ある法令によって進めている。先まで想定してはできないのが企業である。 質問:5戸×16を7戸×10とする市からの提案についてどう考えて結論を出した か、説明してほしい。 回答:主に日影の問題です。説明する。 質問:A棟とB棟の間に別棟を建てればと言う提案についてはどうか。 回答:回答を準備します。 ■
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by no16F
| 2005-05-12 12:44
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「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第3回説明会 質疑概要
平成17年2月27日(日)平塚商工会議所3階大ホール 住民側出席者数250名以上 問題点■高層(16階)計画 質問:A棟敷地の容積率の計算から第一種住居地域に寄せて16階を建てるということ を皆にわかり易く説明してほしい。 回答:A棟敷地は200%の容積率で、敷地面積の2倍の延べ床面積を建ててよい。 第一種中高層住居専用地域では5階建てとし、残りの床面積を第一種住居地域に寄せれ ば、計画面積内であれば法的には高さ制限はないので16階が建てられる。 質問:日本を代表するような企業が、市の開発指導要綱、建築基準法に準拠して計画を 進めているといった古典的手法に終始しているのは残念である。住民も国も国土環境を 悪化し過ぎていると気づき、景観を守る努力が始まったところ。周囲と比較して桁外れ に高いマンションは、一般に景観上好ましくないと多くの人が感じる対象である。 「2004年12月17日に景観法が制定され、空間価値を大切にしようとする流れが 出来つつある。いま、生活領域においての景観上、大型のマンションがかなりの悪さを している。」と反応の遅い学会でもこう発言している。(建築雑誌2005年1月号) 平塚市が開発指導要綱を策定した時と今は社会情勢が異なる。当時は高層マンションな ど想定できなかった。トップ企業がこれを盾に取るのは悲しい。建築基準法は建築物に 関する最低限の責務基準を定めた法規であることは周知のことであり、大企業としては もう少し考えてほしい。これもお願いです。 回答:なし 質問:計画概要から簡単な考察を行った。 A棟敷地面積7700平米、178戸で1戸当たり敷地面積44平米、B棟敷地面積 4000平米、77戸で1戸当たり敷地面積52平米、C棟敷地面積3400平米、 78戸で1戸当たり敷地面積44平米です。 ちなみに高浜台ハイツは敷地面積約19000平米、199戸で1戸当たり敷地面積は 約100平米近く、2倍あります。シンボルとして高層化を図り、販売価格を上昇させ 利益の増大を図っているとしか見えない。数字上からは5階建てでも、充分、計画が可 能と見えます。今すぐ回答をとは言わないので見直しをお願いしたい。 回答:なし 問題点■日影 質問:北側の住居に対して、日照についてクリアされていないところが何軒かある。法 律違反ではないか。 回答:B棟の平均地盤で高さ4m、ほぼ地面に落ちる日影を表現しているのが日影図 で、5m離れたところで4時間・5時間、10m離れたところで2.5時間・3時間の 規制がある。法的にクリアしているかどうかは、別途、資料で説明したい。 問題点■緑の保存 質問:植栽図によると、ほとんどの木が伐採され、確実に残るのは22本しかない。ク ールアイランド効果が失われ、夏はクーラーの排気熱の影響もあり、ヒートアイランド 現象が必然になる。樹木を残すことは、酸素の供給源としてばかりでなくCO2 削減に も有効である。京都議定書が発効されたいま、企業としての責任をどう考えているのか。 松風のマンションも東京建物と淺沼組で建てているが、こちらは近くに公園があるの に、敷地内に緑地を設けている。今回もそのような対応をお願いしたい。 ルーフバルコニーが計画されているが、南側住民は見下ろされることになるので、プラ イバシーの点からも問題になるので、是非廃止してほしい。その上で、屋上緑化をお願 いしたい。これまでは防火水槽としての池があり、小さいけれど貴重な水辺の自然だっ た。キトンボを育み、ツバメや野鳥も多く市街地に豊かな生態系を形作り、駅南側の自 然環境に寄与していた。防火水槽を埋めてしまう代わりに、屋上に水辺のあるビオトー プを作ってほしい。 回答:松風の分譲マンションは指導要綱に沿って協議する中で、提供しなくてはならな いこととなったので残した。今回の件は、その必要はないということになったので、提 供公園は設定していない。敷地内の西と南に木を残す。残す樹木については検討中も含 めて56本。その他は新たな植栽を検討するなど、緑化に努める。屋上緑化について は、持ち帰って検討する。 質問:松風のケースでは市から言われたが、袖ヶ浜の場合は言われていない、と解釈し てよいのか。 回答:市とは袖ヶ浜についてはそのような話になっている。ただし、敷地内緑地の確保 に努めている。 質問:松風の場合は、市の指導があったので作ったというが、袖ヶ浜も市の指導があれ ば公園を作るのか。 回答:今の段階では、市の指導があっても対応できかねる。 質問:市長の許可があれば、公園を作らなくてもよいと、担当部署がそう言ったのか。 回答:はい。みどり公園課で認めた。 (後日、3月29日、東京建物と袖ヶ浜自治会本部役員交渉団との話し合いに於いて、 以下のようなやり取りがあった。 住民代表の質問:松風のときは市の要請で緑を残したが袖ヶ浜では市が作らなくてよい と言ったという東京建物の伊藤さんの発言が気になった。市側に確認した。市は「自主 管理公園のようなものを作れないかお願いしたが、聞いてくれなかった」と言ってい た。伊藤さんの言ったことは何だったのか。今後の話し合いで事実とかけ離れた話をさ れると疑心案気になる。 この後のやりとりで、発言が間違いだったことを事業者側が認めている) 問題点■風害 質問:シミュレーションは傾向をつかむには適しているし、それなりに妥当性はあると 思うが、このようなケースでは周辺の建物の模型を作って風洞実験をしてほしい。住民 に説明をするには、もう少しキチンとしたデータに基づいて行ってほしい。これはお願 いです。ちなみに、そのための費用はモデルルーム作成費用程度です。 回答:なし 質問:1.4倍は最大値を示してはいない。実際には、5階建てのビルの風害でも通り で傘をさして歩けないほどの風が吹く、新潟、藤沢、目黒などではひどい問題が出てい る。平屋建てが壊れるといったことが実際に起こる。平均値を示されても困るので、最 大値でかつ分かりやすく説明してほしい。 回答:1.4倍以上があるのはご指摘のとおり。風向南西以外は1.4までであるが、 南西は最大1.6が出ている。 質問:風環境については4〜5年の花水小のデータでは甘い。100年災害で計算する のが常識。よくよく住民の立場に立ち、もう少し精緻なデータに基づき、模型を使って 実験を願いたい。 回答:なし 問題点■地下水の保全 質問:水系の調査はやっているのか。私の家にも井戸があったが、駅北側に大きなビル が建ったことで消えてしまった。今度の工事も水系を切ることにはならないか。袖ヶ浜 にも井戸を持つ家がある。全ての井戸の検査をお願いしたい。 回答:水系調査については、持ち帰って検討する。 問題点■その他 事業者提案:自治会代表やなんらかの代表を組織していただき、協議の場を設定して継 続協議したい。代表者を選出して協議の場に臨んでほしい。全体説明会は今回で最後に したい。 質問:周辺住民と協議をするということだが、この計画は平塚市にとっては、近隣住民 だけの問題ではない大きな問題である。最初の説明会が開催されるお知らせは、市民が 身銭を切ってやっている。社会的責任、法令遵守という点で、問題がありすぎる。 事業者は、景観法第5条により、良好な景観のための市の施策に協力をしなければなら ないはず。大蔵市長が建築物の配置、高さ等について行政指導していることを文書で確 認している。本日の回答とは矛盾している。具体的な質問が投げかけられているはず。 次回も全体会議を開催してほしい。 回答:検討したい。 質問:我々が会場を設定すれば応じてくれますか。 回答:検討させていただきたい。我々側での検討も必要です。 質問:事情にかかわらず着工を延ばさないという態度が住民感情を逆なでしている。話 し合いを行ってからの着工にしてほしい。 回答:決して無視するとは言っていない。 ■
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by no16F
| 2005-05-12 12:20
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平成17年2月28日
袖ヶ浜自治会会長 田中 三郎 殿 三菱地所株式会社 パートナー事業部 執行役員 八木橋 孝男 回 答 書 「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」に関する平成17年2月21日付公開質問状につきまして下記の 通り、ご回答申し上げます。 記 質問状の中でもご指摘をいただいておりますが、私どもは企業の社会的責任の観点から、 コンプライアンスを重視し、「街づくりを通じて真に価値ある社会の実現」を目指すこと を基本使命として掲げております。本計画においても、以下に述べますような配慮・検討 に努めることにより、社会的責任を果たしていきたいと考えております。 1)美観/景観への影響について 本計画地が永年杏雲堂病院として市民に親しまれた場所であり、松を基調とした緑豊か な敷地であることについては私どもも認識しております。本計画地においてマンションを 供給するにあたっては、現況建物計画の中で施工上伐採の必要のない既存樹木は可能な限 り残し、また、新たに植樹を行うことで松並木との調和を図っていきたいと考えておりま す。建物のデザイン・色彩等の外観についても、周辺環境との調和に配慮した品格のある ものとなるよう検討しております。周辺建物と高さの異なる建物を計画しておりますが、 以上のような検討を可能な限り行うことにより、街並との調和を図りたいと考えておりま す。 2)周辺住民の皆様との関係について マンションを建築するにあたっては、例えば日影や交通量の増加といった面で、周辺住 民の皆様に影響を与えることがあると思います。私どもは上記コンプライアンスの観点か らも、都市計画法・建築基準法といった関係法規が定める基準を守ることはもちろんのこ とですが、平塚市や周辺住民の皆様のご要望を踏まえ、対応が可能なものについては誠意 をもって協議をしていきたいと考えております。協議の中で周辺住民の方が不安に思われ る点については、可能な限り解決策を探りながら計画を進めていく所存であり、このこと は当社の理念にも合致するものであると考えております。 3)今後の近隣協議について なお、本計画につきましては、東京建物株式会社・東急不動産株式会社と当社の3社に よる共同事業であり、事業方針につきましても3社合意の上で取り進めております。今後 も、東京建物株式会社を事業主の代表とし、総合企画を担当しております株式会社メイズ・ プランに窓口を一本化して、周辺住民の皆様とお話しをさせていただきたくご理解の程お 願い申し上げます。 以上 ■
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by no16F
| 2005-05-04 22:11
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三菱地所株式会社
取締役社長 高木 茂 殿 (cc:パートナー事業部長 執行役員 八木橋 孝男 殿) 平成17年2月21日 「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」新築工事についての公開質問状 前略。 貴社がホームページに掲げている、「企業の社会的責任について」及び、ISOの 精神に照らし、標題計画と関連につき、下記の如く公開にて質問いたします。 尚、「当計画は幹事会社である東京建物株式会社、並びに総合企画の 株式会社メイズ・プランに一任してある云々」の回答は不要です。 事業主として名を連ねている貴社自身の回答を求めるものです。 記 1)美観/景観の破壊 計画地近隣建物は、最大15メートル(5〜6階)ほどの高さを長年保っており、 松を基調にした緑と空の景観は、地域住民はもとより、ここを訪れる多くの人々にも 心和む時間を提供し続けてきました。 然るに、49.13メートル(16階)の高層マンションと緑の大幅削減が計画され、 我々市民の誇りたる環境が破壊の危機に晒されています。 しかも、同規模近隣マンションに比し、高さ以外にも、調和と品格で著しく劣る 設計内容となっております。 よって、当計画は 貴社のコンプライアンスの思想に反するもの ではないでしょうか? 企業の倫理や、地域住民への社会的責任に反するもの ではないでしょうか? 2)マンション購入者と地域住民との軋轢 計画を強行した場合、美観・景観の破壊、風圧(ビル風)による精神的・肉体的障害 地下水保全への危惧、日影、悪臭、騒音、排気ガスなどの影響が深刻化してきます。 こうした環境下で、マンション購入者と地域住民との軋轢が生じてくるのは必然です。 上記軋轢など、マンション建築後の問題は貴社には関りない との考えでしょうか? 軋轢の原因を排除し、互いに安心、安全、快適に生活できるよう、魅力あふれる まちづくりを展開することが貴社のポリシー ではないのでしょうか? これら質問に対し、根拠を明示した、トップ企業の名に違わぬ回答をお願いいたします。 回答期限:平成17年2月28日(計画実行が目前なので、期限厳守願います) 以上 送付先: 三菱地所株式会社 殿 写し: 平塚市長 殿 平塚市議会議長 殿 関連報道機関 殿 送付元: 平塚市 花水地区自治会連絡協議会 会長 西川壽雄 菫平自治会長 西川壽雄 黒部丘東部自治会長 深沢 裕 虹ヶ浜東部自治会長 並木 裕 龍城ヶ丘自治会長 星 幹夫 桃浜町自治会長 藤田早苗 八重咲町自治会長 矢部修吉 松風町自治会長 尾上惣一 第一南部なでしこ会長 宮川 昇 第二南部なでしこ会長 石黒通子 袖ヶ浜子供会長 三塚郁子 代表 袖ヶ浜自治会 会長 田中三郎 ■
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by no16F
| 2005-05-04 21:51
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「(仮称)平塚袖ヶ浜計画」第2回説明会 質疑概要
平成17年2月6日(日)平塚商工会議所2階会議室 住民側出席者数172名 問題点■高層(16階)計画 質問:A棟は高さ制限のない第一種住居地域と15mの制限がある第一種中高層住居専用地域に跨っている。その両地域に跨る建築面積を前提に、建ぺい率、容積率を計算することで、第一種住居地域で16層建築を可能としている。こんなことまでして、高層計画をするのか。 質問:高さを低くすれば色々な問題を解決できると考えるが、検討可能か。 回答:今後も引き続き相談する。 問題点■日影 質問:日照時間減少による周辺住民へのストレスは考慮しているか。 回答:日影規制を満たしている。 質問:日影影響を立体模型を作ったり、動画を使ったりして説明願いたい。 回答:両方とも出来かねるので、壁面日影図を次回説明までに作成する。 問題点■緑の保存 質問:何故、緑地を破壊して、敷地目一杯の計画をたてるのか。 回答:緑地は残せる部分は残す努力をし、新たな植栽を施す努力もする。 問題点■風害 質問:建築に起因する風の発生、影響、強さなどのシミュレーションはしたのか。 QS(品質認定)的なことはやっているか。 回答:社内的に基本的検討を行ったのみ。超高層の場合は、そのような対応を行うこともあるが、今回は行っていない。 質問:風の影響予測は大変難しいので、公団などは5階建でも風洞実験を行って対応しているが。 回答:持ち帰らせてほしい。 質問:別途、建設が予定されている「ふれあい平塚ホスピタル」との距離が近く、風害発生が懸念されるが、何をもって風害とするのか(風害の定義を)明確にする必要があるのではないか。 回答:風害の定義については次回までに回答する。 質問:風による事故などが発生した場合の賠償は。 回答:事業主及び建築に起因する事故の場合は賠償する。 問題点■企業の社会的責任(CSR) 質問:本計画を通してCSRをどのように果たすのか。 回答:良質な住宅の供給をとおして地域に貢献する。 質問:病院のすぐ南側に高層住宅を建てるのをCSRの観点からどのように考えるか。 回答:規定の日照時間は確保できているし、隣棟間隔も確保できている。 質問:法令遵守のみならず、企業理念の観点から計画を考えて欲しい。 回答:法令のみならず、市の指導要綱も勘案して対処している。 質問:この場合のCSRとは低くすることではないか。 回答:ご意見を尊重して、説明を重ねる。 質問:建築による影響を、人の心の問題、精神的影響と捉える必要がある。 問題点■その他 質問:333戸の分譲となると、小中学校への影響があると思うが、どう考えているのか。 回答:市と相談する。 質問:出入口は、333台の自動車の出入口として充分な幅か。 回答:6メートル位が適正とされている。 質問:検討のうえ回答する、持ち帰り検討する、出来る限り努力する、などの回答が多いが、次回の説明会の開催(土・日が望ましい)とその日程通知を今週中にお願いしたい。 回答:会場確保の困難もあり難しいが、今週中に回答する。 質問:説明会を開いたという事実が残るだけでなく、今日の説明会の成果を何らかの形で出したい。 回答:皆様とは対応を協議することは約束する。 ■
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by no16F
| 2005-05-04 19:10
| 問題点を探る
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