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10月6日開催の第一回住民説明会と18日開催の第二回住民説明会での質疑応答と要望を受けて、事業者からは以下のような回答が返ってきた。
一番の問題の北側住居への日影は、当会有志からも「非常識」との声が上がるなど、冬至期には朝から午後2時、3時まで、全く陽が当たらなくなる。 これの改善策として一回目に北側A棟のセットバック、ルーフバルコニーの撤去等を要望したところ、A棟5階のメゾネットを取るとの回答を得た。 A棟は4階建になった。ところがだ、同時に提出された日影図にほとんど変化はない。北側住居に面するA棟の5階部分をなくしても影響は同じだとわかり、餅屋は餅屋、設計のプロに聞くことにした。 【建築事務所主宰 設計のプロの意見】 戸建2軒への日影を見ると、4階建ての日影ラインは10時~すでに支配的に影響しているようなのでB棟(西側18m道路に面する)4階位置を南側に移動(セットバック)する、あるいは3階建てにするといった処置をしない限り改善しないように思います。 A棟においても、9時~12時までは4階建てが支配的で、同様の処置をする必要があると思います。これでは、かなり面積が減るため業者も妥協点が見出せないでしょう。 例えばブロックプランへの要望として、A棟を東側に南北に長く、配置してもらうことは出来ないでしょうか、つまり上(北)に開いたコの字型です。日差しも改善し、視界も得られるのではないかと思います。業者も延べ床を減らさずに済むような感じがしますが… 一回目の説明会で西側の龍城ヶ丘住民がB棟(西棟)の東側への移動を要望した時、事業者は、「西棟は広い道路に面しており、東側はふれあいセンター(体育館)も近接しているため、商品上東向きに計画することは難しい」と答えた。二回目の説明会では建物の配置を北が開くように回転させるという目からウロコの改善策を北側住民が要望した。すると事業者は、「東側には離隔2mほどの距離にふれあいセンターが建てられており、1〜2方向しか開口がないマンションをそこに建てるということは難しい」とそっけなく返した。 北側への日影の緩和では、他にもB棟(西棟)の北面ラインを少なくともA棟(北棟)まで下げること、そして業者の「床面積を減らすのは難しい」との説明には、近隣マンションの"マスターズアドレス湘南松風"でとった各戸の面積を少しずつ減らすことにより戸数を減らさずに建物を縮小する解決策を示して、今回のマンションでも同じように検討することをお願いした。 これに関しては北側住民が提出した「開発事業に関する意見書」に対する見解書において、「建物の規模は事業の根幹に関わるため、大幅な縮小等はできかねるが、A棟(北棟)の5階部分を削減することに加え、B棟(西棟)の住戸面積を縮小し、最北の外壁を50㎝後退する」と回答してきた。 50㎝?! もちろん、変更後の日影図にこれといった変化はなかった。 もうひとつ、C棟(南棟)の南への移動では、その先が松林なので商品上問題はないと考え、空地4mを2mまで南に寄せることを質問したところ、避難経路確保や住戸への採光上、これ以上南に移動することはできないと返ってきた。「非常用進入口の確保」は建築基準法の記載にあり、確保しない場合は4mの確保はいらなくなるが、その判断は確認検査機関がするとした上で、「設置しない場合でも、南側の離隔については砂防林の影響を踏まえ、4mは確保させていただく」と付け足した。 駐車場出入口の位置が児童の通学路となっている6m道路にあること、これの西側道路への移動を要望してきたが、「西側道路は幅が広く交通量も多いと思われ、また住戸の位置など事業計画上、われわれとしては出入口は北側とさせていただきたい」、「商品計画上、西側に移動することはできかねる」と回答は変わらなかった。 【建築学科教授の意見】 マンション計画は、住民説明会の時点での調整はほぼ難しくなっていると思います。 事業計画の基本構想段階で協議ができるようなしくみを"まちづくり条例"に乗せていないと、事業計画の修正には事業者は動かないと思います。 行政指導では無理がありますので、第3者機関を設けて、計画を調整するしくみが必要と思います。 △事業者の住民説明会は条例で義務づける三回目までが終わっている。目下は、近隣住民または自治会と工事協定を結ぶのか、また結ぶ場合の協定書について事業者と協議が行われている。 なお、住民説明会には当会の有志が参加しています。
by no16F
| 2013-03-16 11:45
| まちづくり市民運動
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