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説明会の案内は、事業者側が近隣住民と呼ぶ2Hライン(計画建築物の外壁からの水平距離が建築物高さの2倍となる線。日影が及ぶ範囲内。この場合30m)に配ればよいことになっているが、今回は50mラインの周辺住民に配ったとの説明がある。
(といっても、ここで戸建ては13軒くらいのものか) 出席者 野村不動産2名、メイズプラン3名 住民側 15名ほど(議員3名) 大きな問題点: (1)通勤、通学にまったく関係のない幅18mの広い道路が計画地の西側にあるにも関わらず、建物のエントランス、ルーフバルコニー等の開口部、駐車場出入口を子どもの通学路である北側6m道路に設ける設計。地域の生活事情や住環境をまったく無視した設計図である点。 →海に向かってコの字型の建物の正面を西側道路側に変更すれば、子どもの登校に配慮し、周辺住民の安心安全な暮らしを守る上でも、住居のある北側に建物の開口部が向くことで生じる、日影、プライバシー、騒音等の被害でも、影響を軽減できると考えられる。 (2)北側の5階部分をセットバックしたところにルーフバルコニーがあり、精神的苦痛、プライバシー問題に配慮が見られない。日影においても配慮が足りない。 (3)海に面する黒松林が建物によってさえぎられることで、周辺住民はみどりの恩恵が受けられなくなる。また、市民にとっても今ある黒松の景観が失われる。 →2mの舗道を作るのであれば、ここにそれに代わる開かれたみどりのスペース(緑地帯、安らぎの通り道等)を設けられる。 唯一よかった点: これまで南部図書館から西側道路までの通学路の舗道が計画地手前で終わっていた。図書館や体育館に通う学童や高齢者には常に危険がつきまとう。ここに2mの舗道を作ることで、安全性を確保できる。 袖ヶ浜自治会副会長から8つの要望が上がる。 ①北側6m道路は通学路になっている。朝7時ー9時は進入禁止の一方通行。エントランス、駐車場入口を西側道路に移してほしい。 ②駅から遠いのに駐車場の数54台分は少なすぎる。路上駐車は困る。全戸分用意してください。 ③工事時間、土日祝日は休日にするように。 ④自治会に加入をお願いする。袖ヶ浜では全マンションが加入している。 (強制して売るのは難しい。) ⑤ゴミ置き場はこれで足りるのか。もっと広く必要ではないのか。 (条例による基準に基づいている。西側向きにしてあり、扉がある。) ⑥北側の日影(日照)を考えてほしい。 ⑦津波避難指定ビルになってほしい。 ⑧工事車両の出入口も西側にしてほしい。(検討したい。) →なぜ18mもある西側道路にエントランスと駐車場出入口を持っていかないのか? 理由は? (設計図がそうできあがってきた。西側道路について検討、相談などしていない。) →来客用の駐車場はないのか? (条例による60%確保で54台となっている。) →マンションのターゲットはファミリータイムではないのか? (ファミリータイプです。)それなら各戸に1つ必要だろう。 →ルーフバルコニー(展望デッキ)を北側に置く意味が分からない。 →緑化率はどのくらいか? (まちづくり条例の協議で満たす敷地面積の20%以上、必要となる782.831以上の緑地。) →南のC棟の専用庭を削って、建物全体を南にセットバックできないか? (建築基準法で採光を確保しないと住居として認められない。敷地の境界から距離4mが必要。) 要望のまとめ: ◎子どもの登校に配慮し、周辺住民の安心安全な暮らしを守る上で、計画地の北側道路にはクルマの進入路は設けないこと。 ◎工事車両についても北側道路はいっさい使わず、広い西側のみとすること。工事に関して大型車両の出入りには十分注意を払い、振動やほこりの防護に努めること。 ◎北側をできるかぎりセットバックすること。 ◎周辺にグリーンベルトまたは憩いの広場を設けるなど、近隣住民に配慮して外に開かれたオープンスペースを作ること。 ◎風通しや採光が悪くなるので、特に北側住居に採光を取る工夫をすること。 ◎都会並みに考える業者は60%確保しか考えない。駅から離れている、駐車場は一戸にひとつ確保すること。 ◎津波避難ビルとして市民に開放すること。 湘南袖ヶ浜レジデンスの反対運動で、私たちは市長に要望書を提出した。 大蔵市長に面談を求めると、市長は、「とにかく、住民側は事業者に対し、課題を作って、何度でも説明会をやってください」と述べられた。 次の説明会に備えて、住民側はこの課題作りをしないといけない。みんなの経験の積み重ねをこの説明会に結集させてはどうか。
by no16F
| 2012-10-23 16:52
| まちづくり市民運動
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