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~黒部丘パチンコ店開発許可 説明会の概要~
日時:2009年12月20日(日)午後2時~3時(4時半頃まで延長) 場所:花水公民会2Fホール 出席者:大蔵市長、久永まちづくり政策部長、井上開発指導課課長、 荒川開発調整課課長、山本開発審査担当長 住民側出席者128名(当会会員7名参加) 主催者 尾上連合(花水地区自治会連合会)会長のあいさつ: 市長が見えたことについては心から感謝したいと思います。しかし、この署 名に参加しなかった人、地域以外の人も強く反対している。そもそも、この パチンコ店問題は、現地に小さな告知板があったことから始まった。しかし、 そのときはすでに第一回目の説明会が開かれていました。これまでパチンコ 店業者とも話し合いを2回行い、また関係部課長とも話し合いを重ねてきま した。市長とも話し合いをしてきていて、開発許可をおろさないでほしいと 再三要望してきました。しかし、市長が選挙に出るときに、市長が新町のパ チンコ店問題に反対したことを公約に掲げておられたことも我々は知って います。そういう意味でも、我々の思いは裏切られたという気持ちがありま す。 大蔵市長: みなさま、こんにちは。本日は、ご参加いただきまして、まことに恐れ入り ます。黒部丘パチンコ店問題に関しては多くの方が署名を出され、また、数 回の話し合いをさせていただいたという経過があります。それにもかかわら ず、開発許可をする前に連絡が地域になかったことに対して、お怒りの声が ありました。そのことについては、深くお詫び申し上げますとともに、開発 許可の経緯を説明させていただきたいと思います。 ただ、ご理解たまわりたいのは、パチンコ店出店は「法律の基準に合致して いれば許可せざるをえない」ということもありまして、ご理解いただきたい と思います。 ▽ 井上開発指導課長より、まちづくり条例及び都市計画法に基づくこれまで の経過報告がある 3月5日:事業者ニラクより まちづくり条例に基づく近隣説明会開催(2月 27日)の公開報告書を受け取る から 11月6日:開発許可 までを説明 ○都市計画法第33条 用途地域問題なし 準工業地域である 開発行為が申請に基づき、その規定に合致している場合は、許可せざるを 得ないとなっている ○ 前面道路 道路幅員は25メートル 地下道部分をのぞいて10メートル 以上ある そのほか、市道と接続していることから、一体道路ととらえた ○幼稚園 風営法は神奈川県警の所管になっている ○交通量 警察の所管であるが、市も指導をしている 以下、市民から出た質問・意見でわかったこと(主に新たにわかったこと、 特に気づいたことを列記) みどりこ園のTさん:賃貸借されるのであれば地主は誰か教えてください。 地主も関係なくはないですから... 井上課長とまちづくり政策部長:地主は湘南倉庫 社長はわからない。 (調べた後に、湘南倉庫の社長は原田 誠と回答) 黒部丘おかあさんの会Sさん:市長は、このまちをどうしたいと思っている のか? 市長:子どももお年寄りも含めて、「全市民が安心して暮らせる安全なまち」 にしたいと思っている。 パチンコがすべてだとはとらえていない。「都市計画法に合致していれば、 許可せざるを得ない」という範疇でとらえている。 病後時病時保育をすすめることも真剣に考えてきている。すでに司書教諭も (各学校に)配置している。 努力しているところだ。 市長:都市マスタープラン、南部地域のまちづくりに合わないということに 関しては、東海道線南側の南部地域全体で大枠の目標を掲げている。現実的 には、工業地域や、パチンコ屋ができることで、それ相当に支障がでるとい うことだが、今の「現行の法政度では達成できない。地区計画などで達成し たい」と考えている。「現在の都市計画や条例では、規制できない。」 市長:地域のみなさんが思うことが、イコール(=)公共の福祉ということ にはならないのではないか。 都市計画法でいうところの開発許可は、まわりの人の反対があれば許可しな くてもいいということにはなっていない。そのあたりのことをご理解いただ きたい。 菫平のKさん:担当の部長の話しにあるように、「基準にあっていれば許可 せざるを得ない」が、そうであれば、説明会もいらないし、パブコメだって いらない。いくらかでも、行政側に、住民の知恵を借りたいという謙虚な姿 勢がほしい。 前面道路についても、業者側に寄っているように思えてならない。最初に申 請があって、あの場所に小さな看板が出たが、「商業施設」と書いてあるだ けで、「パチンコ店」とは書いていなかった。パチンコ店なのに、なぜ、商 業施設と書いていたのか、それについても回答してほしい。 まちづくり政策部長:2月25日に出された看板があるが、それには「パチ ンコ屋」と括弧書きしてあるが... 別の市民Yさん:それは違います。私が市役所の窓口で指摘したら、明日書 き換えますと担当者が言った。 まちづくり政策部長:それは大変申し訳ない。 桃浜町のHさん:現在やれることは少ないということでしたが、数年前も同 じような回答だった。 これから、空き地がどんどん出てくる。「同じことが出てくる」ことがない ようにしてください。 まちづくり政策部長:指導はしていく。「この地区にはいらない」というこ とであれば、都市計画制度があるので、今後は、合意できれば、規制ができ る。 八重咲町のMさん:法律があるから我慢してください、というのはおかしい。 法律というが、条例は市が作ったんですよ。 「みんなのためのまち」をつくりたいと市長がいうのであれば、もう少しで きることがあるのではないか。 地区計画を作ればいいというが、それは簡単なことではない。これ以上パチ ンコ店を増やすことを望んでいない。大蔵市長の選挙の経過もある。 もうひとつ、9メートル道路の問題。「実際に9メートル使える道路がなけ れば、基準に合致しているとはいえない」のではないか。 「安心して暮らせるまち」にしたいというのであれば、たくさんの人の意見 をもっと聞くべきではないか。 側道と側道を足して9メートルをクリアすればいいと、部長は思っているの か。 南原の Iさん:9メートルと判断するときに、まったく迷いはなかったのか? もし迷ったのであれば、どこを迷ったのか? 上部機関に相談したのであれば、いつ決断したのか? ニラクが最初に市に接触したのはいつか?上部機関に相談したのはいつ か?一番最初にニラクが市に接触したのはいつか? まちづくり政策部長:3月24日に前面道路をクリアしたと判断した。あく まで開発許可は市の事務だ。その後、いろいろご意見があったので、 6月5日に国に電話で相談、9月1日に面談。県にはメールで相談したのが 6月2日、9月11日面談を行っている。 ニラクが最初に市に相談したのは、平成20年9月から10月。 南原のI さん:市長はこの問題をいつ知ったのか? 市長:これを知ったのは、3月頃、住民の声がはじめて。許認可の問題には いっさいかかわっていない。 パチンコ店問題を考える会代表Kさん:平成21年6月、市は神奈川県内の 10自治体に対し、本件における前面道路をどう解釈するかについて、アン ケート調査を行ったということですが、その回答結果はどうだったか? まちづくり政策部長:アンケートは取りました。 ... 以下、明瞭な回答をせ ず。 **12月20日の説明会で、まちづくり政策部長から明瞭な答弁がなかった ため、パチンコ店問題を考える会代表があらためて28日に市に確認したと ころ、他の自治体の解釈は「開発予定敷地が接する西側側道のみが前面道路」 とする住民の解釈に一致。平塚市の解釈、「地下道(堀割)部分を除き、西 側と東側の側道を合算した10メートルあまりが前面道路」とする自治体は ひとつもなかったことが判明する。 →パチンコ店問題を考える会が、目下、各市の回答を開示請求中
by no16F
| 2010-01-31 14:17
| まちづくり市民運動
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